2012年3月4日日曜日

ここが天空の城、マチュピチュ。


インカ帝国最後の都市、マチュピチュ。









クスコからマチュピチュに行くのはちょっと乗り継ぎが必要だ。



まずはバス。




バスで「オリャンタイタンポ」という駅のあるところまで行き



そこから「ペルーレイル」の電車に乗ってマチュピチュ村に向かう。


ここがそのオリャンタイタンポ。

ちなみにこのとき、ボクサーは高山病でばっちり瀕死状態だ。





この駅から

このペルーレイルの列車に乗って約1時間半かけ、マチュピチュ村へ。


他の外国人バックパッカーもたくさん来ていた。


列車の中からは外の景色が見えるように、上部にも窓がある。


アンデス山脈の峡谷を駆け抜けるこの列車の乗っているとき、まるで、遠足の前日に眠れない小学校生のようなワクワク感で一杯だった。



マチュピチュ村に着いたのは昼過ぎ。

駅に着くとこのように宿の勧誘の嵐にあう。



僕とりょうくんは信頼できそうな(?)ペルー人を見つけ、彼の宿で一泊することになった。



ここで一泊して、次の日の早朝から天空の城を見る。







マチュピチュ村は観光地のようで、観光地ではない神秘的な場所だ。


標高3600mのクスコに対して、ここの村は標高約2000m。


一気に標高がガクンと下がるから、僕もここに着くと高山病も治り、すっかり体調も回復した。
飲み物はもちろん
インカコーラ。
コーラといっても名前だけで(笑)中身はリアルゴールドような味だった。



マチュピチュは何しろ世界中でも超人気の世界遺産。




ここの村も観光地として整備され、治安もクスコに比べれば比較的安心だ。
その証拠に

・・・・。

お土産屋さんもとても充実していて

アンデスの文化らしいこのような人形や

色とりどりのグッズもたくさん。

子供たちも





可愛らしい笑顔で、長旅の癒しになった。





次の日。



早朝午前7時。





僕らはマチュピチュ村からバスで約30分かけ



マチュピチュの入り口に到着した。

朝早いのに、もうこんなに人が集まっている。

ゲートをくぐり抜け

いよいよ天空の城へ。
朝霧が深いからか


下はほとんど見えず、まるで雲の上にいるような感覚だ。



そこから進むと

このような段々畑が見える。



標高約2600mの山の上にあるマチュピチュ遺跡。


ここは、スペイン軍に追われたインカ帝国最後の要塞。



人々はこの段々畑で稲作をしたり、野生のアルパカなどを食べて暮らしていたらしい。
段々畑の後ろを振り返ると










野生のアルパカ・リャマが群がり


さらに進んでいくと


マチュピチュ独特の石組みの階段が。
さらに上に登って行くと


よく写真で見かける、定番のスポットにたどり着く。



しかしあまりにも霧or雲がかかっているため、まだはっきりと全てを見ることはできない。

横を見ると
断崖絶壁。

まるでラピュタのような空中都市だ。







しばらく様子を見ると
少しずつ霧が晴れ


ついに遺跡の姿が!!
(ちなみに奥にうっすらと見える峰はワイナピチュ。)

それでもまだ雲がかかったり遠のいたりの繰り返しなので、晴れてからまたこの場所に戻ってこようと思い、僕らはひとまず遺跡の中を散策することにした。


遺跡には入り口もあり

中に入ると



石組みのやや高い壁の間を歩いていく。

インカ帝国の人たちは、「太陽神=インティ」を拝めていたらしい。
リャマ・アルパカはその太陽神への生け贄として捕らえられていたようだ。
それにしても

こんな高い山の上に人々が暮らしていたなんて。。

いったい




どうやってこの石組みを作ったんだ?

石をここまで持ってきたのか、もともとある石を削って組み合わせたのか・・。

そもそも、どうやって石を組んだのか。



そう思っているうちに少しづつ雲も遠のき





次第に、マチュピチュを取り囲む山々を眺めることができる。

言葉にならないほどの絶景。

この遺跡を初めて発見した考古学者はどんな思いだったんだろう。



緑色の芝生、

段々畑、



そして

遺跡。
インカ帝国の人たちは、この


三角屋根の隙間からスペイン軍を攻撃していたのかな・・。



これは用水路。今でも水が流れている。

ちょっと横を見ると

こうして修復している人や

他にも

遺跡の土をならしている人たち

アンデスの民族楽器を奏でる人も。

遺跡に奥に進むと
ワイナピチュへの入り口が。
ワイナピチュは一日約400人しか入場できず、事前にネット上で予約が必要。
僕らが予約しようと思ったころにはすでに制限がかかり、あえなく断念。

いつか、ワイナピチュに登りたいな。



天気がかなり晴れたので、最後に定番スポットからもう一度マチュピチュを眺めようと引き返す。

すると
きた


ついに

たどり着いた。




これぞ定番。



後ろに見えるワイナピチュも美しい。。。
天気もすっかり晴れ、ついにマチュピチュを自分の目で見ることができた。





この場所にいることが、本当に夢のようだった。

夢のようなのに、実際に今、自分が目の前でこの絶景を見ていることが信じられなかった。

最後に記念に



パシャリ。


ずっとずっと来たかったマチュピチュ。

天空の城、マチュピチュ。


もし幸運なことにもう一度この場所に来れたなら、両親含め家族皆を連れてきてあげたい。


こうしてマチュピチュを後に


次は12ヶ国目、ボリビアへ。




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2 件のコメント:

  1. マチュピチュの朝はいつもこんな風らしいですね
    そして午後に晴れてくる

    ボリビアの ”ウユニ"!
    あそこは本当に感動しました!!

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    1. コメント頂き有難うございます。ウユニ行かれたのですね。羨ましいです^^

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