地図帳に夢をのせて: 世界一周最後の目的地、ホノルル。そして、再会。

２０１１年１２月６日。

僕はシリコンバレーのあるサンノゼを離れ

同時に

北米大陸を離れた。

世界一周もついに最後。

目指すは地上の楽園

ハワイ、ホノルル。

２ヶ月半の世界一周もこれでラスト。

ついにここまできた。

でも、僕の世界一周の旅は

最後の最後に、最大のメインイベントが待っていた。

ハワイに行く目的はたった１つ。

１２月１１日に開催され

世界最大の市民マラソンである

ホノルルマラソンだ。

「世界一周の最後にホノルルマラソンを完走して、帰国する」

僕は自分でこの目標を掲げ

１０月７日に日本を飛び出した。

ってか

そもそも、世界一周のラストにホノルルマラソン走るとか、どんだけストイックなんだと自分でも突っ込みたくなる。笑

たしかに、大学２年〜３年にかけてボクシングのプロテスト受けるときは毎日走ってた。

ただ

就活中とかトレーニングはほとんどしてない。

旅行中、もちろんマラソンの練習なんかしてない。

それに、フルマラソンなんて、走ったこともない。

疲労が溜まっていないはずがない！

でも

そんな不安を拭い去るように

ホノルルでは最高の仲間たちが出迎えてくれた。

同じくホノルルマラソンに参加する

大切な、大切な友人たちだ。

もともと世界一周に行くと決めるずっと前から、友人とはお互いに

「卒業旅行にはホノルルマラソン行こうぜ！」

と話していた。

ただ、僕は１０月１日の内定式にも出たかっし、来年から仕事中心の生活になると思ったから、年末年始は家族と過ごしたかった。

だから

友達との約束を果たすには、１０月１日以降に日本を出て、１２月１１日のホノルルマラソンに参加して帰国するのが最善だと考えた。

みんなは日本からホノルルへ。

僕は世界一周の最後にホノルルへ。

そして、皆と合流。

旅の締めくくりにふさわしい、これぞ最高のシナリオだ。

オハフ島のホノルルに着いたのは午後８時ごろ。

ホノルルは家族旅行で来た以来。

フレンドリーな人々と、ときのながれがゆっくりなハワイという土地に

僕はすぐに魅了された。

友人たちは僕を除いて総勢７人。

その日の朝に５人が着いていたから、僕はすぐに皆と合流した。

再会したときの興奮といったら、もう言葉にならない！

左はおちゃむ。
右はあゆさん。

おちゃむは同じ大学、学部の友人で、１年のころから（実は浪人時代から！）の長い付き合い。

今回、僕らの仲間の中で唯一フルマラソンを走ったことがある強者だ。

超明るくて、努力家で、いつも皆を楽しませてくれるおちゃむは

桁外れのレッドブルで元気を注入してるらしい（？）。

舞台の主役もこなし、ゴルフやエンタメが大好きなおちゃむは有言実行の男。

近い将来きっと、自身の夢を実現してることだと思う。

あゆさんは親友を通じて仲良くなった、何でも話せる大切な友人だ。

今回、僕らのメンバーの中で唯一の女の子。

友達思いで、気が利いて、こうやってさっと料理作ってくれるあゆさんは、なんと陸上部出身！

就活中もお互い励ましあって、最後に納得して終えることができた超頑張り屋だ。

続いて

右から二番目は、今回初対面の、まさと。
一番右にいるのは同じく初対面の、たけし。

紳士的、って言葉がぴったり似合う沖縄出身のまさとも、フルマラソンは初参加。

初対面なのに、初対面と思わせないフレンドリーなまさとは

何を隠そう、春からアナウンサー！

いつかまさとにインタビューしてもらえるように僕も頑張らねば！！

たけしは自分のことをTK４(たけしの略）と言ってしまうくらいのお笑いセンスある旅人。

たけしも一人で海外を旅するのが大好きで、南米もいったことがあると聞いてびっくり！

会ってそっこう旅の話で盛り上がり、意気投合！

実は美術専攻というギャップの持ち主だ。

そして最後に、同じ大学の学生ながら自分で会社をつくり、社長をつとめている

てるちゃん。

てるちゃんはハワイに３０回以上も来ている大のハワイ好き。

それも自分の力でビジネスをはじめ、その資金でハワイに訪れるスーパー大学生だ。

話しているだけで元気が出るてるちゃん。

いつか、僕も力をつけて、てるちゃんと仕事してみたいと思ってしまうくらい

てるちゃんからは学ぶことが多かった。