ウユニでのトラブルのあと
無事にラパスに戻りボリビアを離れることになった。
ラパスの空港から眺める空は青く
雲も近い。
世界一周１３カ国目。
次に目指すは
チリ、イースター島！
日本から見て地球の反対側にあるイースター島。
あのモアイ像で有名なイースター島。
小学校生のころから、ずっと行きたいと思ってたところだ。
ラパスからイースター島に行くには
いったんチリの首都、サンチャゴまで飛び、サンチャゴから飛行機で約７時間かけて、ようやく到着する。
まず、僕は宿でヨルダン以来に再会したそうくんと一緒に、サンチャゴまで飛んだ。
サンチャゴ空港に着いたとき、面白いものに出会った。
仲良くなったモロッコ人女性のリュックに縫い付けられている、国旗の数々。
これは、彼女が旅してきた国々の国旗を刺繍したものらしい。
素敵すぎる・・。
こう考えると、僕もまだ世界２００カ国以上あるうちの、今まで行った国を合計すると、約１５カ国しか行ってないんだ、って思った。
世界一周は死ぬまでにどうしてもやりたかったことだけど、旅するとさらに行きたい国、場所が増える。
サンチャゴ空港でそうくんと別れ、空港泊した後、僕はついに、イースター島行きの飛行機に乗った。
約7時間のフライトを経て、イースター島の空港に到着！
外の空気を吸うと、暖かい風が心地よく、南国に来た気分だ。
空港はここ一カ所のみ。
機内はほぼ満席。荷物を受け取る場所にも
観光客はたくさん。
事前に送迎タクシーを予約しておいたから
島に住むファンキンーなタクシーの運転手に宿まで送ってもらった。
僕が泊まるところは、日本人宿
ハレカポネ。
イースター島に日本人宿があるのはまずびっくりだったけど
ハンモックや真緑の芝生が南国の雰囲気を醸し出していて心が落ち着く。
イースター島には村が一カ所に集中しているから、まずは村を散策してみた。
ラパスいた時のような緊張感なんて全くないし
ゆったりとした時が流れている。
まるで、沖縄の離島みたいだ！（行ったことないけど）
スーパーによってみた。
食材も思った以上に豊富で
陽気で明るい人従業員たちが出迎えてくれる。
さらに村の中を歩けば
「ジャポネー！！！！！」
と絡んできてくれ、気づいたら
一緒に飲んでた。
「近くで写真撮ってくれ！」
と言われたけど
さすがに近すぎた。
観光客をもてなしてくれる文化があるみたいで
僕もすっかり溶け込んだ。
イースター島のビーチは波も高く、
サーフィンもさかん。
ほんと、南国の楽園。
次の日。
僕は自転車を借りて
島を廻ることにした。
さあ、いよいよ。
待ってろ、モアイ像！
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