バルセロナから夜行バスでスペインの首都マドリードへ着いたものの
時間が限られてるのですぐに南米ペルーに飛ぶことになった。
南米。
今回の世界一周の中でもどうしてもはずせなかったところだ。
何しろ、日本から見て地球の反対側。
とてもじゃないけど、社会人になって休みを取ったところで行ける距離じゃない。
だから
時間のある学生時代のうちにどうしても行きたかった。
ただ正直、南米に行くことに緊張しないわけがない。
首締め強盗・拳銃など
あまり良い噂は聞かない。
特に僕が行くペルーのクスコ、ボリビアのラパスは観光客を狙った被害も多発している。
それに何しろ南米では
英語が通じない!
今までの国々では拙い英語で何とか交渉したりできたけど
南米では基本、スペイン語。
もちろんスペイン語なんか話せるわけない。
治安の悪さに加えて、言葉の壁。
大丈夫なのか俺?
不安で不安で仕方なかった。
でも、ずっとずっと行きたかった南米。
マチュピチュ・ウユニ塩湖・イースター島など、誰もが一度は聞いたことのある世界遺産・自然が待っている。
いよいよ、南米の旅が始まる。
そう思うとマドリードからの飛行機も興奮気味でよく寝られなかった。
最初に行くのは
ペルーの首都リマ。
リマの空港に着いたのは夜8時頃。
少しばかり時差ぼけが残り、同時に自分が南米に到着したことに実感が湧かなかった。
空港へ着くと、ペルー人の男性が話かけてくれた。
昔日本に住んでいたらしく、小柄なペルー人。
送迎タクシーのドライバーだ。
ここの空港でも、タクシー詐欺に遭う人が多いと聞いていたので、宿から送迎タクシーを事前に予約しておいた。
だからこのペルー人に会ったときは、なんだか肩の荷がおりた。
僕が泊まる宿は、日本人が経営している
江田インペンション。
江田インに着くとペルー人の男性と結婚された、ひろこさんが暖かく出迎えてくれる。
こちらがひろこさんで
こちらがその旦那さん。
若干、いやかなり酔っぱらってます。
それにしても江田インの居心地のよさには脱帽。
日本人向けの安宿なので
お風呂や
畳の部屋を見たときはさすがに涙。
宿の方々も親切に話かけてくれたけど
やはりスペイン語は分からなかった。無念。
こちらは宿で出会った、同じく世界一周中の大学生、りょうくん。
りょうくんとはこの後、マチュピチュに行くまで同じルートだったので一緒にクスコまで行くことにした。
ちなみにりょうくんと食べに行ったペルーの魚料理
セビーチェ。
ペルーは何しろ物価が安いのでこれで100円とはびっくり!
水産大国なので魚も美味しく、量もたっぷりだ。
僕らはここから、バスで約22時間かけてインカ帝国の首都クスコに向かう。
22時間。
ひえー!
南米大陸はでかい。まじででかい。
日本で22時間バス乗ると北海道から鹿児島まで行ける距離なんじゃないか?
ここがバス停。
江田インのひろこさんらに別れを告げ、いよいよクスコに向けて出発!
さすがに22時間もずっとバスに乗るものだから
座席はリクライニングシートで超快適!
映画も見れるしトイレ付き。
しまいには
ビンゴ大会もやってくれる。
しかしながらスペイン語で話すのでさっぱり分からず。またしても無念。
そうこうしてるうち22時間経ち
窓の外を見ると
赤い屋根が見えるクスコの街並みが!
ペルーって文字も!
びっくりするくらい、雲がとにかく近い!!
ここはアンデス山脈にある都市。
標高はなんと
約3600m。
富士山と同じくらいの高さだ。
これにはボクサーもさすがにノックアウト。
下痢・吐き気・頭痛でばっちり高山病だ。
インカ帝国の首都、クスコに到着して街を歩くと
頭の上にポンチョをのせ、可愛らしい模様の民族衣装を着たインディヘナの人たちを見かける。
こちらは将来のインディヘナ(?)。
かわえー!
ここがクスコの中心地、アルマス広場。左側に見えるのは教会。
クスコの街並をよくみると
住居の下には石畳があるのが分かる。
ここはスペイン人に支配されたものの、インカ帝国独特の石組みが未だに残ってるらしい。
インカ帝国。
そもそも、クスコに着た目的もたった1つ。
いよいよ
天空の城、マチュピチュへ。
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